仕事

【体験談】転勤族の妻でも働きたい!転勤妻にオススメのパート先・資格

転勤族の妻

子どもが幼稚園に入ったら、働きたい!

でも、転勤があるし、どうしたらいいんだろう

転勤妻さん、そんなお悩みないですか?

転勤族と一言で言っても、移動範囲も時期も、異動頻度もそれぞれですよね。

ただ、転勤族の妻の立場では、

●どう働くか働けるか(正社員?扶養外パート?扶養内パート?)の悩み

●転勤に伴う諸問題(キャリアを積み重ねにくいなど)

これは、共通の悩みではないでしょうか。

転勤族の妻

頑張っても、どうせすぐ退職(引っ越し)しなきゃならないし、、、。

おお

そう思ってしまいますよね。私自身、8年間で5回の引っ越しを経験しました。

専業主婦を経て、

扶養内パート勤務をしながら

ついていきました。

今回の記事では

自分の経験をもとに、

現在、専業主婦の方に、

「転勤妻におすすめの仕事・パート先」

についてお話します。

この記事でわかること

●専業主婦からの復職を考える時のポイントは4つ

 「チェーン店」「資格」「短期アルバイト、派遣」「在宅ワーク」

●転勤妻がパートに出るメリットはその土地に居場所が出来る事

おお

専業主婦からの第一歩を応援します。この記事を読めば、働くことが具体的にイメージ出来るようになりますよ^^

1.みんなが悩む 正社員?パート?

転勤族の妻

そろそろ働きたい

転勤族の妻

子どもが○○になったら働きたい

そう考えている専業主婦の転勤妻さんが

まず悩むのが

正社員で働けるか

パート勤務が良いのか

だと思います。

おお

私も同じく悩みました

【私はこうしました】

私はこうしました

結果、

正社員は目指さず、扶養内パート勤務をしてきました。

理由は

●育児との両立に自信がなかった

理由は、その一点に集約されます。

出産して初めての育児にてんやわんやだった当時の私。

初めての育児で、初めての土地、

知り合いも頼れる親も居ない環境、

小児科だってどこにかかったらいいのか分からない。

夫だって、新しい職場、新しい業務内容に慣れるのに精いっぱいで、SOSを出しにくい、、、。

おお

転勤妻あるあるではないでしょうか。

また、その土地に何年居れるかわからない、

そんな環境で、正社員を目指す勇気も自信もなかったのです。

おお

今、専業主婦の転勤妻さんは、共感してくれる方も多いはず。

結婚しても退職せず、正社員のまま、転勤妻になられる方もいらっしゃいます。(全国に支店があるなど)

ですが、一度退職して、

専業主婦の立場になってから

また正社員を目指すのは、

経験上、物理的にも心理的にも

かなりハードルが高いと感じています。

転勤妻が正社員で採用されにくい理由

●退職が突然の可能性があるため

●一人前に育てたとしても、長く働いてもらえない可能性が高いため

突然の退職は、やはり企業にとって困るもの。

雇われる側の私たちとしても、突然の退職は、本意ではありません、、、。

おお

なので、もちろん心苦しい。

これが、転勤妻が正社員に応募しにくい心理的理由です。(法律的には、退職日の2週間前までに退職意思を伝えれば問題ないそうです。)

なので、私は早々に正社員は諦め、パート(しかも扶養範囲内の短時間勤務)に絞ってやってきました。

2.転勤妻の仕事のキーワードは4つ

転勤妻の仕事のキーワードは、①「チェーン店」、②「資格」、③「短期アルバイト」、④番外編「在宅ワーク」の4つです。

①チェーン店

まずは、オススメのパート先について、お話していきます。

オススメのパート先①チェーン店

全国展開しているチェーン店や、異動地域内のチェーン店でのパートがオススメです。

例えば

自身の周りのチェーン店を見てみて下さい。

コンビニ、スーパー、レストラン、飲食業、ドラッグストア、ホームセンター、アパレルなどたくさんありますよね。

その中でも特にオススメは、支店、店舗の多い会社です。

おお

コンビニAなら、どこに異動になってもきっと店舗あるな

おお

AストアとBストアなら、Aの方が店舗数が多いからAにしよう

そんなポイントを意識して選ぶことをオススメすます^^

チェーン店の強みは、

●異動先地域にも支店がある場合が多いので、再就職しやすい

●マニュアルやツールが共通であることが多いため、再就職した際でも仕事がやりやすい

●「以前は〇〇支店で○○業務をしていました」は強みになる

つまり、チェーン店での再就職は、私たちにとって、メリットが大きいです。

そして、雇う側にとっても、即戦力候補として、メリットが大きいということが分かりますね。

なので、場合によっては、転勤先の店舗を紹介してくれることもあります。

おお

絶対ではないですよ。そうしてもらえたらラッキーくらいの気持ちでいましょう

実際、

私は、このパターンで、退職することなく、転勤についていけました。

「異動」扱いにしてもらえたのです。

なので、

転勤先で、また履歴書書いてイチから面接ということもなく、

「〇〇店から来ました。今日からよろしくお願いします」

の挨拶だけで、新しい職場でスタートがきれました。

転勤は、

新居探しや引っ越し準備、

引っ越しに伴う子どものフォロー

もしなければならないし、

住所変更諸々手続きも

しなきゃならないし、

何度経験しても大変!

おお

そんな中、自分のパートだけでも楽に決まっていると、かなり助かります

職場のツールも前店舗と同じだったので、ストレスも最小限でスタート出来ました。

本当にありがたいことです。

おお

全部が同じではありませんが、レジ台が同じだったのは、助かりました

②資格

つぎは、資格を活かす働き方についてお話しますね。

②資格を活かす仕事がオススメ

【理由】

●パート先の選択肢が広がる

●資格手当がついたり、時給や待遇が良かったりする

●専門性や経験をアピールできる

医療系の資格

看護師、保健師、歯科衛生士、理学療法士

福祉系の資格

介護福祉士、社会福祉士、ケアマネジャー

教育系の資格

保育士

これらの資格をお持ちの方は、いつ求人サイトを見ても求人がたくさん出ていることが多いです。

なので、異動先でも再就職しやすいという点でオススメです。(担任クラスを持つ、担当利用者さんを個人で持つとなると、ちょっと難しいかもしれませんが)

実際、看護師の資格を持っている知り合いは、転勤先でもすぐに再就職しています。

おお

パートですが外来担当看護師として、扶養をはずれてバリバリ働いています。

これらの資格を持っていない方で、かつ転勤生活が長い見込みの方(つまり、夫が退職するまで転勤に同行する予定の方)は、資格取得がオススメです。

ただ、年単位で通学が必要な資格では、急な引っ越しの際困りますよね。

また、専業主婦だと自身にあまりお金をかけたくない方も多いと思います。

なので、独学や通信で学べる資格がオススメです。

【オススメ資格はこちら】

●医薬品登録販売者

●医療事務

●簿記

●調剤薬局事務

転勤妻の知り合いは、50歳で医療品登録販売者の資格を取って扶養外パート勤めをしています。

特に「扶養からはずれてたくさん働きたい」方は、やはり資格があった方が有利です。

③短期アルバイト、派遣

次は、短期アルバイトや派遣で働くという方法についてです。

③短期アルバイト、派遣

異動頻度が高い転勤妻さんと、人間関係構築にちょっと慎重な転勤妻さんには、こちらがオススメです。

短期アルバイトの場合、

あらかじめ短い期間の仕事なので(夏季限定青果箱詰めなど)、安心して働けますね。

何個か組み合わせて希望額を稼ぐことも出来ますし、ほんの少しだけ稼ぐことも出来ますし、自分で調整出来るメリットがあります。

また、短期間なので、人間関係が固定的でない点もメリットと感じる方もいると思います。

転勤族の妻

すぐ転勤になるから、親しい人間関係を持つと別れがつらくて、、、

転勤族の妻

人付き合いが苦手だから、一つの職場に所属するよりこっちが気持ちが楽で良いな

私は、青果の箱詰めや、発送業務などを経験しました。

青果の箱詰めは、年配のおじいちゃんおばあちゃんたちに可愛がってもらって、楽しかったです。

その土地の食べ物を知るのにも良かったです。

派遣は、短期アルバイトよりは人付き合いはありますが、派遣会社が間に入ってくれるので、上記①②よりは気楽です。

おお

退職時も間に入ってくれますので、退職時の気まずさが軽減される点もポイントですね。

ポイントは、あらかじめ転勤族であることをきちんと伝えておくこと。

とくに、転勤時期が予想出来る場合は、必ず共有しておきましょう。

それに合った期間のお仕事を紹介してもらえます。

④番外編 在宅ワーク

最後は、「在宅ワーク」という方法についてお話します。

番外編④在宅ワーク

どこに引っ越しても継続出来る働き方、働く場所に縛られない働き方として、在宅ワークがあります。

これは、転勤妻にとって。かなり魅力的な働き方です。

夫の辞令発表にビクビクしなくて済みます^^

今、在宅ワークの人気が高まっているのをご存じですか?

サラリーマンの「副業」として、

または、「複業」(本業以外に複数の収入源を確保すること)として、

書店やYouTubeには、

「稼げる副業はコレ」や

「会社にばれない副業の始め方」

など、たくさんの情報が出ています。

これは転勤妻にとって、良いチャンスです。

転勤妻は、これを「本業」にするという生き方があります。

【在宅ワークが注目されている理由】

●政府が企業に向けて副業解禁を推奨していること(従業員が副業することを禁止しないで下さいねと)

●一般家庭のネット環境が整ってきたこと、

●SNSの発達で優良な情報にアクセスしやすくなったこと、

●経済低迷で本業の給料UPが望めないこと、

色々な背景があるようです。

【今、注目されている在宅ワーク】

●webライター

●webデザイナー

●動画編集

●ハンドメイド作家

●せどり

●YouTuber

転勤族の妻

いやぁあ、、、。

考えたこともない、、、。

ちょっと、自分には考えられないなぁ、、、。

おお

戸惑う気持ち、とても良くわかります

知り合いの転勤妻や、先輩転勤妻は、専業主婦か、パート勤務の方が多いと思います。

「在宅ワーカーです」という方は少ないでしょう。

なので、「在宅ワーク」と言われても、ピンと来ませんよね。

でも、今の時代なら、

選択肢の一つに、

在宅ワークを入れることが出来ます。

それは、

昔と違って、在宅で出来ることが増えたから。

今は、自宅に居ながら勉強する方法もあります。

今の時代なら、教室に通わなくても、ネット上に様々なスクールもあります。

YouTubeでも、無料で優良な情報を得ることも出来ます。

転勤族の妻

でも、、、。周りでそんな事言う方居ないし、、、。

おお

そうですよね。身近にモデルが居ないと、自分事として考えられないのも分かります。

なので、在宅ワークについては、番外編としました。

番外編「在宅ワーク」については、また別の機会にお話ししますね。

おお

ちなみに私は、現在「扶養内パート勤務」ですが、webライターとのダブルワーカーを目指して、勉強中です。

3.転勤妻が、パートに出るメリット

この記事を読んで下さっている方は、「働きに出たい」という方が多いと思います。

ですが、パートに出るか迷われている方もいらっしゃるでしょう。

そんな方に向けて、最後に、「転勤妻がパートに出るメリット」を簡単に書いておきたいと思います。

それは、ずばり、その土地に居場所が出来ること。

おお

居場所と言ったら少し大げさですが、要は、その土地の人との交流が持てることです。

転勤妻、とくに専業主婦や、子どもの居ない転勤妻は、その土地で話すのは「子ども・夫」のみ、となりがちです。

だって、縁もゆかりもない土地にいきなり行くことになるわけですから。

パートに出て、家族以外の人との交流は良い気分転換になります。

パート先の人に聞けば、「スーパーはここが良い」、「小児科はここは〇〇で、こっちは○○」、「歯医者はここはダメ」など、生の情報が得られます。

引っ越してきたばかり時、良い話題にもなります。

余談ですが、、、、

特に小さいお子さんをお持ちの専業主婦の方、

短時間パート、オススメです。

肉体的疲労は増えるかもしれませんが、

息抜き効果大きいです!(怒られちゃうかな^^:)

子どもが幼稚園に入ったタイミングで、

初めて勤めたパート先では、

オトナ同士のやり取りや、

子どもが居ない状態で何かをやることが

こんなにスムーズなのかと

久しぶり過ぎて感動したのを覚えています。

おお

だって、普段は、突然怒ったり、泣き喚いたり、駄々をこねたりという理不尽のかたまり相手に、1人で戦っていますからね、、。今では懐かしい笑い話ですけどね。

お給料ももちろんありがたいのですが、

「ありがとう」なんて言われたのいつぶり!?

なんて最初、感激していました。(これはうちの夫婦の問題ですね^^;)

●「友人とはネットでつながっているから、別に寂しくない」

そういう方もいるでしょう。

でも、引っ越しを5回してきて思うのは、その土地の人と交流があった土地の方が、後から懐かしく温かい気持ちで思い出せるということ。

転勤妻としての生き方を少し励ましてくれる、そんな思い出になります。

おお

なので、「働きに出る」ことは、割とオススメです

4.まとめ

転勤のデメリットだけでなく、メリットに目を向けて自分の人生を肯定的にとらえよう

良い出会いがあって、その土地を離れたくない時、

良い職場に恵まれて退職(または異動)が辛い時、

夫との関係が上手くいっていない時、

転勤族としての生活に嫌気がさしたり、

自分の人生が虚しくなったり、

そんな時があると思います。

本当は一か所で、信頼出来る仲間と、しっかりとキャリアを重ねたい方は、ジレンマを感じることもあるかと思います。

そんな時、一度、メリットにも目を向けてみて下さい。

「このしがらみは、ずっとじゃない」

「この土地のこんな良い所が分かった」

「嫌な上司。だけど、ずっとじゃない」

こんな風に、、、。

一生そうと決まっている訳ではない

そして、働き方も、ずっと同じじゃないと思っています。

つまり、これから変わるかもしれないし、

変えられるかもしれないということです。

いずれ、夫に同行しないという選択肢が現れるかもしれません。

もしくは、夫が働き方を変えるかも、、、。

そして、ネット環境のおかげで、選択肢も増えていくと思います。

良い意味で、未来は分かりません。

働くときは、「今はこれで良いんだ」と

自分を肯定的に受け止めてあげて欲しいと思います。

今の自分に出来る働き方で、少しでも満足度の高い転勤ライフを送れるように、

応援しています^^

以上、少しでも参考になれば嬉しいです。

ありがとうございました。